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ブーン里井倍の歴史


ボタンプルーンの原産地

 プルーンの原産地は、西アジアの長寿地帯とされるカスピ海と黒海に挟まれたコーカサス地方といわれています。そこから南ヨーロッパに定着し、ギリシャ・ローマ時代には優れた薬用果樹として珍重されました。欧州に伝播し、その後フランスを中心に栽培されました。

 19世紀中ごろにはアメリカやオセアニアへと広がってきました。現在では、世界のプルーンの70%がカリフォルニア州で栽培されています。栽培の歴史は、2000年ほどで4000年の歴史のあるリンゴと比べると比較的歴史の浅い果物です。ローマ時代の「博物誌」に、プルーンが栽培されていたことが書かれています。
 日本には、明治初期に、気候が似ている長野県と東北地方で少し栽培されましたが、定着はしなかったようです。その後、昭和30年代後半に長野県佐久地方の臼田町で栽培が再開され、現在では長野県、北海道そして青森県で栽培されています。
プルーンの原産地 

プルーンの原産地
プルーンの原産地
スピ海と黒海に囲まれ、
コーカサス山脈を含む低地。



ボタン栽培適地

 プルーンは、少雨で乾燥地域を好み、夏に雨が少ない地中海性気候の地域が適していて、東欧、地中海沿岸地方やアメリカ西海岸で広く栽培されています。欧米では、干しブドウとともにプルーンの乾果が貯蔵食品として利用されています。
 日本では、地中海性気候と似ていて、雨が少なく、夜の温度が大きい長野県、北海道や東北地方で栽培されています。
 プルーンは、昼の太陽を十分浴びて糖質、たんぱく質そしてミネラル等成分を作ります。夜に気温が下がると呼吸作用も抑制され、昼間に作った成分を消費しないで蓄えます。そのため、昼間の気温が高く、夜の気温が低いと実が充実して糖度が上がり、品質の高い果実が採れるのです。また、雨が少ないと、土壌からミネラルを吸収しやすくなります。

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