佐久穂町


■佐久穂町の気候

 プルーンの里佐久穂町は、長野県の東南部に位置し、町の中央部を千曲川の清流が南北に流れています。2005年に旧佐久町と旧八千穂村が合併して佐久穂町になりました。

 日照時間は、年平均約2千時間と長く、年平均降水量が約922mm前後と雨の少ない恵まれた環境です。

■内陸性気候
 佐久穂町は、四方を山に囲まれた盆地の中に位置します。夏の昼間は30℃以上になることがありますが、夜は25℃以下になり、熱帯夜にはほとんどなりません。冷房のある家はないと思います。
 冬は、盆地特有の放射冷却のため、最低気温が-15℃程度になることがあります。ほぼ札幌と同じような気温です。
風呂やトイレの設備は、「寒冷地仕様」というグレードがあります。我が家は寒冷地仕様になっていますが、大工の棟梁に寒冷地仕様の適用地域は何処かと聞いたところ、「北海道と八ヶ岳周辺」とのことでした。つまり、本州で一番寒いところです。
 エアコンは役に立たず、ストーブが欠かせません。

■北ほど暖かい
 佐久穂町は、南北に長い長野県の真ん中の千曲川の源流の近くにあります。千曲川は北に流れ下っていきますので、長野市方面すなわち北に行くにしたがって標高が低くなります。したがって、佐久穂町よりも北に行くほど温暖になるという、ちょっと違った感覚です。長野市は佐久穂町よりだいぶ暖かいことになります。

佐久穂町 年間降水量
佐久穂町の位置 佐久穂町と東京の年間降水量


■寒暖の差

 こちらに住んで一番感じるのは、寒暖の差が大きいことです。年間の気温差も一日の気温差も大きいのです。
 下の表に示したように、年間の気温差も、一日の気温差も東京よりも4℃近く大きいのです。

                 佐久と東京の平均気温の比較(気象庁ホームページより)
佐久 東京
年間の気温差 平均気温 -1.8℃ 5.8℃
23.2℃ 27.1℃
年間の気温差差 25℃ 21.3℃
一日の気温差 冬(1月) 最低気温 -7.1℃ 2.1℃
最高気温 4℃ 9.8℃
一日の気温差 11.1℃ 7.7℃
夏(8月) 最低気温 18.9℃ 24.2℃
最高気温 28.8℃ 30.8℃
一日の気温差 9.9℃ 6.6℃


一日の気温差も年間の気温差も、東京と比べて4℃近く大きいのです。

この寒暖の差が大きいことが、果樹の生育には適していると言われています。

佐久の気温 東京の気温
佐久の気温 東京の気温
年間の平均気温10℃
8月の昼と夜の気温差は9.9℃
年間の平均気温16℃
8月の昼と夜の気温差は6.6℃


■佐久穂町からの眺望
 

■八ヶ岳
 私の畑からは、八ヶ岳が良く見えます。八ヶ岳は日本アルプスについで高い山です。
 右の写真は南八ヶ岳で、左から横岳、硫黄岳、天狗岳。南八ヶ岳は岩山で荒々しい雰囲気の山です。

 本州の真ん中に位置するので、北アルプスと違い、八ヶ岳は気圧配置が冬型の時は晴れが多く、低気圧が本州の南側を通る時に雪が降ります。
八ヶ岳

■茂来山
 佐久穂町のシンボル的な山です。ピラミッド型の山型で、佐久地方のどこからでも見えます。皇太子様も軽井沢に行ったときに、この山が気になって、登ったことがあるとのこと。

 我が家は、茂来山登山道の途中にあるので、残念ながら我が家からは見れませんが。

茂来山

 

本沢温泉
 通年営業の日本最高所の露天風呂「雲上の湯。
 標高2,150m。稲子湯から、徒歩3時間程度。温泉の標高だと、3番目の高所にある温泉とのこと。
 最高所は立山の室道平にある「みくりが池温泉」です。二番目は同じ八ヶ岳にある「赤岳鉱泉」。ただし、両温泉とも露天風呂はありません。

 露天風呂は、横岳と硫黄岳の合間の夏沢峠から30分程度下った登山道の直下50m程の沢の川原にあり、上を見ると時々登山者が通ります。脱衣所にも囲いもなく全くの露天で、その辺の石の上で着替えます。女性は入るのにかなり勇気がいりますが。
 本沢温泉の旅館の脇には、総檜造りの「こけももの湯」もあり、ここは浴室が男女別で、24時間入浴できます。冬はこちらがお奨めです。
本沢温泉

 

■白駒池
 北八ヶ岳の国道299号線の最高所「麦草峠」から、歩いて20分のところにある池。
 ツガ、トウヒ、シラビソの原生林に囲まれ、地上は苔がじゅうたんに様に一面を覆っています。
 山口耀久著「北八ツ彷徨」(平凡社ライブラリー)にある「静的な山、瞑想的な山」の雰囲気漂う場所です。
 まだ国道299号線が通っていないころは、登山者しか行けない静かな神秘的な池でしたが、最近はちょっとした観光地となっていて、ハイヒールの女性も見かけます。
白駒池



■浅間山
 北に見える浅間山です。2009年2月に噴火したときの噴煙です。

 2007年に登りましたが、その時は噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)で、火口から4km以内は立ち入り禁止で、黒斑山までしか登れませんでした。

 2010年4月から、噴火警戒レベルが2から1(平常)に引き下げられ、火口から500m(前掛山)まで登山できます。本当の頂上までは登れず、火口は見れませんが、ほぼ頂上(前掛山には「頂上」の看板がある)まで登れるようです。
浅間山

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